贈る言葉として使いたい、心温まる沖縄方言【沖縄人が紹介】

ハイサイ!生まれてから20年間、沖縄で過ごしていたきむりょです。

浪人後の大学進出で県外(本土)に行くことが決まったとき、周りの友達から温かい言葉をもらったのは今でも忘れられない、いい思い出です。

沖縄の方言は、沖縄弁、琉球語などとも呼ばれますが、沖縄ではうちなーぐちといいます。

本記事では、贈る言葉として使いたい、心温まるうちなーぐちと、その意味や使い方の例を紹介したいと思います。

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贈る言葉として使える沖縄方言(うちなーぐち)

ちばりよー

「ちばりよー」は沖縄の方言で、「がんばってー」という意味です。

「気張る」が変化して「ちばる」になり、そこから「ちばりよー」という言葉が生まれたと言われています。

野球の試合で応援する際など、日常的に老若男女問わず使われている言葉です。

卒業や転職など、次のステップに進むことを応援している旨を伝えたい場面でぜひ使ってほしいうちなーぐちです!

また、やーさい

沖縄の方言「またやーさい」は別れるときに使う挨拶で、「またね」「また会いましょう」という意味です。

単に「さようなら」という場面でも使われますが、長い別れの際に使うと、また会いたいという気持ちが伝わる温かい言葉だと思います。

相手が地元から出ていく場面などでは、「またいらっしゃい」「また帰ってきてね」という意味の「また、めんそーりよ」といって送り出すのもいいですね!

なんくるないさー

おそらく、沖縄の方言をあまり知らない人でも、この言葉は知っているのではないでしょうか。

意味としては「きっと何とかなるよ」というとてもポジティブな言葉です。

楽観的ととらえる人もいますが、「正しい努力を続けていれば、いずれ報われる」というニュアンスも含んだ言葉でもあります。

もしあなたが落ち込んだときや、前向きになれないときは、ぜひ自身に「なんくるないさー」と言い聞かせてください。

もちろん、これから新しい挑戦をしようとして、不安を抱えている人にも使えます。

「心配しなくて大丈夫、なんくるないさーだよ」と笑顔で言ってあげましょう!

かなさんどー

少し場面は限られますが、非常に美しい言葉だと思うので紹介します。

「かなさんどー」はずばり「愛してるよ」という意味のうちなーぐちです。

長い別れの場面だと、「これから会えなくなるのが恋しい」という切ないニュアンスも伝わると思います。

または、最後に今まで伝えられなかった自分の恋心を伝えたいときに、「かなさんどぉー!」と叫んで送り出すのもロマンチックかもしれません。

かりー

カレーのことを英語でカリー(curry)と発音しますが、沖縄ではまったく違う意味があります。

かりーは「嘉例」という漢字があてられることからも推測されるように、「めでたい」「縁起がいい」という意味があります。

沖縄では特に、乾杯するときの掛け声として、非常によく使います。

送別会のお酒の席では、「かりー!」と勢いよく言いながら、今後の活躍を願って乾杯しましょう!

また、すでに以下の記事でも紹介しましたが、「かりゆし」という沖縄方言も同様に「めでたい」などという意味があります。

ぜひ「かりゆし」の心を持って送り出したいですね。

まとめ

卒業や転職など、さまざまな立場の人に贈る言葉として、5つ(+α)のうちなーぐちを紹介しました。

最後に「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えたい場合は、以下の記事も参照してください。

別れは寂しいと感じることもありますが、ぜひこれらの言葉を使って、いい思い出となる素敵なひと時を実現できるよう願っています。

ではでは、またやーさい(またね)!

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