【沖縄の方言/琉球語】レポートや宿題に役立つ資料まとめ

どうも、沖縄出身のきむりょです。

学校の宿題で「沖縄の方言」について調べてくるように言われたけど、何を書けばいいかわからなくて困る。。

大学のレポート課題で「琉球語」に関して考察するように言われたけど、どこか参考になるサイトとかないかな・・・

沖縄の方言に関するサイトや資料を探すのって、なかなか大変ですよね…

そこで本記事では、「初心者向け」「中級者向け」「上級者向け」として、参考になるWebサイトやPDFページをまとめてみました

また、出典としてご利用しやすいように、情報の公開年(更新年)やページ数などもわかる範囲で記載しました。

後から戻ってこれるように、先にこのページをブックマーク(お気に入り登録)することをおすすめします!

沖縄の方言に関するお役立ち資料

初心者向け

沖縄の方言について調べ始めたばかりの人は、まずはこれらの資料を参照しましょう。

沖縄の方言/沖縄県(Webサイト)

沖縄県の公式ホームページを紹介します。

沖縄の言葉(しまくとぅば)の概要や歴史について、わかりやすく説明されています。

【資料データ】2015年/約1000文字

沖縄の方言について(PDF)

こちらはプレゼン発表の課題のようです。

沖縄方言の概要や特徴、標準語との共通点、豆知識などが簡潔に記されています。

【資料データ】2010年/全9ページ

日本語のなかの沖縄方言(Webサイト)

沖縄の方言と日本本土の標準語の関係性について、簡潔にまとめられています。

【資料データ】2005年/約1000字

しまくとぅばナビ(Webサイト)

イラストがかわいいサイトです。

しまくとぅばとは何か、しまくとぅばの多様性についてやさしく説明されています。

【資料データ】2018年/約2000字

中級者向け

沖縄の方言について、もう少ししっかり調べたいと思っている人向けです。

琉球方言について(Webサイト)

琉球方言と本土語の違い、琉球方言の多様性について、さらに、方言札による琉球方言の弾圧の歴史や、現状についても記載があります。

全体的に3点の書籍を出典として書かれています。

【資料データ】2014年?/約2500字

琉球語概論(Webサイト)

沖縄方言の概要や、沖縄の各地方における方言との違いなどが簡潔にまとめられています。

【資料データ】1993-2003年/約3000字

琉球語について(Webサイト)

おもに琉球語の歴史や背景について、国際的な場で発表された宣言をもとに詳しく解説されています。

【資料データ】2001年/約1万字

上級者向け

一部に高度な知識が要求されるものや、専門家向けのものも含まれています。

危機言語としての琉球語の文法研究の課題(PDF)

沖縄の国立大学である、琉球大学の研究論文のようです。

地元の人の研究ということで、信頼性が高そうです。

【資料データ】2004年/全22ページ

沖縄と北海道の言語生活(PDF)

大学の研究論文のようです。

【資料データ】1996年/全26ページ

琉球語研究における系統樹研究の可能性(PDF)

比較的、最近の資料です。(2018年)

国立国語研究所のシンポジウムで発表されたようです。

琉球語の系統、という観点から研究されています。

【資料データ】2018年/全10ページ

分岐学的手法に基づいた日本語・琉球語諸方言の系統分類の試み(PDF)

こちらも同じ時期、同じ研究所から発表されている論文です。

内容も系統分類ということで、上記と関連するものになっています。

【資料データ】2018年/全20ページ

危機的な状況にある言語・方言の実態に関する調査研究事業(PDF)

https://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/kokugo_shisaku/kikigengo/jittaichosa/pdf/kikigengo_kenkyu.pdf

かなりボリュームのあるレポートです。(約130ページ)

文化庁の委託事業とのことで、信頼性は相当高いと思われます。

沖縄の方言以外の記述も含まれてはいますが、それでも量は多いと思います。

【資料データ】2011年/全136ページ

外国語から国語へ – 沖縄における日本語教育史(PDF)

https://www.japanisch-als-fremdsprache.de/jaf/003/JAF_003_6.pdf

琉球語を日常的に使っていた沖縄で、いつ、どのように日本語が標準語として浸透していったのか、という観点で書かれた論文です。

【資料データ】2013年/全8ページ

Wiki、オンライン辞典系

最後に、ウィキに関する情報もまとめておきます。

琉球語、しまくとぅば

琉球諸語 - Wikipedia

ウィキペディアでは、「琉球諸島各地の言語全体」を表すものとして、「琉球語(しまくとぅば)」を定義しています。

音韻や文法、アクセント、語彙など、かなり詳細に解説されています。

また、歴史や、「方言or言語」論争についても記載があります。

この項目とは別に、下記の「沖縄方言」と「ウチナーヤマトグチ」のページもあります。

【資料データ】2020年/約1万字

沖縄方言

沖縄語 - Wikipedia

「琉球語」の中のひとつであり、沖縄本島で変化したものが「沖縄方言」とされています。

こちらも、沖縄方言の音韻や文法について詳しく解説されています。

【資料データ】2020年/約1万字

ウチナーヤマトグチ

県外の人が「沖縄弁」や「沖縄なまり」と呼ぶのは、この「ウチナーヤマトグチ」に該当するものとのことです。

ただし、あまり出典がはっきりしていない情報が多いので、参考程度に読む程度でいいと思います。

【資料データ】2020年/約2000字

まとめ

このページでは、3つのレベル別(初心者、中級者、上級者)に、それぞれ参考になるWebサイトやPDFページを多数紹介しました。

これらを使えば、宿題やレポートは完成しやすいと思います。

個人的なアドバイスとしては、沖縄方言の「歴史」「分類」「標準語との違い」などの項目で構成すると、書きやすいと思いますよ。

引用する際は、出典の情報(サイトのURLや公開年など)も記載するようにしましょう。

沖縄の方言自体をもっと知りたくなった人は、当ブログの他の記事もぜひお読みください。

それでは、無事、宿題やレポートが完成することを願ってます!

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